遺品整理・生前整理Ihin

遺品整理をする前に

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スケジュールを決める
遺品整理を行う際にスケジュールをたてずに作業を開始すると、作業の目途がつかず整理が終わらなくなる場合があります。
まず決めることは「いつまでに終わらせるか」という終了予定日の設定です。遺品の量や片付けを行う人数によってかかる時間が変わるため、無理のない作業期間を設けましょう。次に「この日は居間の片付けを完了させる」といった具体的な内容を決めます。その日の目標があるかどうかで作業スピードに大きな違いが出ます。
作業計画は、終了予定日から逆算して立てましょう。詳細な計画を立てると後の作業が楽になります。

遺品を分類に分ける
スケジュールを決めたら、次は遺品を分類しましょう。遺品は主に「貴重品」「思い出の品(形見)」「再利用」「廃棄」の分類できます。
それぞれの具体例は以下の通りです。


【貴重品】
通帳、クレジットカード、土地の権利書など不動産関係の書類、パスポート、年金手帳、健康保険証、有価証券
貴金属(宝石や骨とう品、美術品)など価値の高いもの
貴金属類は資産として売買することもできます。売却したお金で遺品整理業者への支払いに充てることもできるため、一度買い取り専門の業者に相談しておきましょう。また遺品整理業者のなかには、中古品の買い取りに対応しているところもあります。

【思い出の品(形見)】
写真や手紙、時計やアクセサリー、趣味のコレクション
人によって残す物や大切にしたいと思う物は様々です。例えば手紙や写真、旅行先での思い出の品、集めていた人形などがあります。持ち物やコレクションが多い場合は、寄付をするのか処分するのかなど、生前から家族と話し合っておく事が大切です。

●ここからは当社遺品整理士がお伺いいたします
【再利用品として業者に回収してもらう物】
再利用できる品か廃棄なのかを査定いたします、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、パソコンなど稼働可能な家電、ベッドやタンスなどの家具、鍋や釜などの金属(銅、アルミ、ステンレスなど)衣類、古紙、古布、プラスチック類も対象となる品もございます
通常は処分費用がかかる家電製品を無料で引き取ってくれることもあるほか、物品によっては買い取ってくれることもあります。地域のNPO法人や福祉施設に寄付をするのもひとつの手です。海外でのリユースを手配してくれる遺品整理業者もいるので、業者のウェブサイトを確認してみてください。

【廃棄】 燃えるゴミ(紙、革製品、ビニール、小物家具、そのほか雑品など)
燃えないゴミ(せともの、金属類、電球、スプレー缶など)
粗大ゴミ(大型家具、リサイクルの義務付けられていない家電、布団など)
※ゴミの分別から当社がいたします。

自分で遺品整理を行う場合の注意点とは
業者ではなく、自分で遺品整理を行う際の注意点もいくつかあります

まず、近所から苦情が来る事があります。遺品整理を行うと、思いのほか騒音が出る場合もあります。整理する時間帯に気を付けること、また、騒音が出る可能性や駐車スペースなどで迷惑がかかるかもしれないことを、あらかじめ近所の人に伝えるなどの対策をしておきましょう。

次に精神的、肉体的な負担が大きく、想像以上に時間がかかることも念頭におきましょう。
遺品整理の中で、肉体的負担や大切な遺品を処分することで精神的負担を感じる方も多いです。そのため、スケジュール通りに整理が進まない場合もあります。また夏の時期は、熱中症などを気にかけながらの作業になるため、急いで終わらせる必要がない場合は、焦らず着実に整理を進めたほうが良いでしょう。

最後に、大切な遺品を誤って処分してしまうケースも多いため、注意が必要です。財産や税金関係の書類、不動産の権利書などを誤って処分すると、トラブルが発生する可能性があります。複数人で作業する際は、遺品整理時の注意点や担当する部屋を事前に決めておくと、このようなトラブルの防止につながります。

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【生前整理】
生きているうちに身辺や財産の整理をする「生前整理」。今や20、30代でもやっている人がいるそうです。亡くなった後に死後整理を行う人の負担が減るだけでなく、次世代への相続や引き継ぎに関して行っておくべき問題点に気づき、自分の人生の「やり残し」が回避できるという利点もあります。

【高齢者施設等への入居に伴う生前整理】
この場合は、ものは最小限に減らさざるを得ません。これからの生活で実際に使うものや、どうしても手元に置いておきたいものだけをピックアップする作業が必要です。
そうは言っても、長年の暮らしでなじんできたものを、すべて処分するのは寂しいものです。「好きなものに囲まれて暮らしたい」という気持ちを尊重することも大切です。使っていないから、不要だからと何もかも処分させるというのは、その人のためになりません。
そういう時には、持っていけないもので処分したくないものは、トランクルームやレンタル倉庫などに保管しておくという選択肢もあります。たとえ、現実的には二度と見ることや使うことがないものでも、いざというときには取り戻せるという安心感につながります。


【閉眼供養】
魂抜きは、一般的に「たましいぬき」と呼びますが、「たまぬき」「こんぬき」と呼ばれることもあります。さらに、魂抜きと同じ意味の言葉として、「閉眼供養」「お精根ぬき」「お精抜き」「抜魂」さらに「撥遣供養(はっけんくよう)」ということもあります。仏壇やお墓に宿った魂を抜くということを指します。
ご本尊様・お位牌お預かりし閉眼供養しまして、お位牌と供養証明書をお届け致します。
・宗派による考え方や儀式の違いがございますので、当社係りの者と打合せしてください。